学校行事の撮影はインタビューで面白くなる!
こんにちは。青原です。
先日、プロデューサーたちが「子どもの運動会があるので、誰か今度、仕事代わって~!」「じゃあ、俺行くよ。いってらっしゃい」と言っていて、「時代は変わったなぁ~…」と思いました。
そばで聞いていた大学生のお子さんのいるパパさんは「楽しいのは、今のうちだけ。高学年になると同じに見えて…」「ケンカになるから、観なきゃいけないんだよねぇ…」なんてポロリ。
私は3人きょうだいですが、母も同じこと言ってましたね。
私は、友人、親族の子どものビデオを撮影しますが、正直なところ「同じものにはなりません」。
学校行事は教育活動ですから、プログラムは概ね同じですが、せっかく撮るなら「飽きない演出」に挑戦してみませんか?
運動会や合唱祭、学芸会など、学校行事の動画を「楽しく撮る」コツをお伝えしますね。
面白さは前日から始まっている
主役の意気込みを聞いておこう
学校行事では、必ず練習があります。学年ごとに、目指す目標が違うので、去年はダンス、今年は組体操など、やることが違います。
また、演目によっては小道具を作ったりしています。
運動会ならポンポン、文化発表会なら作文を書いたり、絵を飾ったり…。
ぜひ、本番の前に、インタビューを撮ってください
- 今、何の準備をしている?
- 一緒に頑張っている友達は誰?
- 苦手なことは何?
- 得意なことは何?
- 頑張りたい目標は何?
- 絶対にカメラに撮ってほしいことは何?(クラス一体となるかっこいい所など)
こうしたポイントを聞いておくと、お子さんの成長が見えてきます。
きょうだいは、同じことを言わない
「上の子で観たから、飽きちゃった」というのは、私の母の言。
(※気持ちは非常にわかるけど、年少っ子は初めてなので、言わないであげて~(汗))
でも、こうした意気込みポイントは、子どもによって違います。
運動が得意で楽しみかもしれません、苦手だけど頑張っているかもしれません。
同じ学年だから、同じ映像というビデオにはならないんです。
「学校から帰ると練習の話をよくしているから、知っている」と思うかもしれませんが、
去年、どんなことを話していたか覚えていますか?(覚えている方は、すごい!!)
頑張っている一言を、ぜひ残してあげてください。
今年撮ったものと、来年撮ったものは、成長して違うものになっていますよ。
意気込みを知っていると、見え方が違う
事前情報があるとビデオの撮り方が変わります
失敗したときの表情、頑張るといっていたときが決まったときの笑顔。
そういうところが、違って見えてきます。
それが見えると、カメラも無意識にそうした部分をおさえられるようになります。
周囲の応援も撮ってみよう!
きょうだいやペットの応援メッセージを撮りましょう
「ペットはしゃべれないじゃないか!」そんなことないですよ~。
カメラマンが代理で喋ればいいじゃないですか(笑)
「応援するよ」って一言、吹き込んであげてくださいネ。
保護者が小道具を作ったときは、その話もあると面白いですね。
工夫したところがあったら、インタビューをいれましょう。
忙しい合間に作っていても、恨みつらみは控えめに…(汗)
カメラマンも一言、忘れずに応援メッセージを自撮りしておきましょう(忘れがち!!)
本番の撮影も楽しんで!
こうした前準備があると、練習や意気込み、本番の映像をつないでみると、子供の成長が観られます。
クラスメイトたちとの様子も雰囲気が伝わってきます。
お子さんにとっても、あの頃は「特に、あの子と頑張っていた」というのは、大切な思い出になると思いますよ。
撮影を楽しんでくださいね。