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撮影は全てiPhone!ジョーカーのカメラマンのショートムービーがすごい

青原 さち
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動画のイメージ




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青原 さち
映像制作をしています。現在、制作会社で働いています。

こんにちは。青原さちです。

きょうは衝撃的な映像をみました。

ここのところ、「スマホだけ!」というテーマで、動画制作のハウツーを書いていますが、「iPhoneだけで撮影した」ショートムービーを、Appleが公開したんです。

話題の作品と、撮影の舞台裏も感想を交えて紹介していきます。

ぜひ一緒にiPhoneのすごさを感じてください…!!

動画広告「娘」とは

Appleが春節に合わせて、中国向けの動画広告として制作したものです。

この作品は、2019年の話題作・映画「ジョーカー」のカメラマンローレンス・シャーが全編にわたってiPhone 11 Proで撮影しました。

字幕をつけてごらんください。

全編iPhoneなんですよ…!
シナリオは、タクシードライバーのシングルマザーが娘を連れて仕事をするというもの。

頼りの母親は、女性は結婚をして幸せに生きるべきだ…という考えの人。

ケンカ別れをして、娘を連れて主人公は家を飛び出してしまいます。

3世代の女性をえがいた作品で、映像作品として見ごたえもあります。

……が!

オープニングにも出てくる「iPhoneだけで撮った!」というキャッチコピーに、どう撮ってるんだ?ということに頭がもっていかれてしまいます…(笑)

メイキングムービーも面白い

メイキングシーンがこちら。

iPhoneだけで撮っているとはいえ、音声や照明などが、しっかりサポートしている現場で、

人混みの中、アシスタントさんが人をさばきながら、カメラマンを進ませたり…

カメラワークと環境を整えるスタッフがいるわけですが、「カメラは、iPhoneだけ」というのがすごいですね。

どこにカメラをつけるか?

面白い動画を作る秘訣

動画は、常に「誰も見たことのない映像」が求められています。

人気You Tuberがスライムやコーラのお風呂に入るのも、それが理由です。

 

iPhoneだけでショートムービーを作る、というのも「誰も見たことがない」部分ですが、アングルにも様々な工夫がされています。

車のルームミラーやタイヤなどに、カメラを取り付けて様々な撮影をしています。

Goproなどのアクションカムや、ドローンでも撮れるわけですが、iPhoneとは写り方が異なります。

iPhoneの質感で捉えるという挑戦がこれまでにない映像や企画を生み出していくんですよね。

 

この感覚はすごく大事で、

「ここからカメラを入れたら、面白い動きが撮れるかもしれない」

「こんなところにカメラがつけられるかもしれない」

「そうしたら、もっとわかりやすい映像が撮れるかもしれない」

その考えが、新しい企画を生み出していってくれます。

 

誰も見たことがない映像が撮れれば、絶対に面白い。

スマホでも、面白い映像は撮れる。機材じゃないなぁと思うのでした。

 

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