ドンキの4Kカメラ You Tube配信向け?
こんにちは。青原です。
ドン・キホーテが2019年9月27日(金)から自社ブランドで初の4Kカメラを発売するということで、性能をチェックしてみました。
今回は、『情熱価格プラス』からの発売。
こちらのブランドは、価格の安さを追求する『情熱価格』と比べて、価格をおさえながら性能やデザイン性をアップさせるブランド。
果たして4Kカメラの性能は…?
『4KビデオカメラDV-AC3-BK』
こちらがドン・キホーテの4Kカメラ
詳しい公式サイトの発表は、こちらから↓↓
情熱価格初の 4K ビデオカメラが 2 万円以下で登場!『4K ビデオカメラ DV-AC3-BK』
今回、ドンキ側がプッシュしている特徴は5つ。
① 増税後も2万円を切る17,800円(税抜)
② 「SONY製CMOSセンサー」搭載で、高感度撮影時に発生するホワイトノイズを抑制
③ 本体にWi-Fiを内蔵しており、スマートフォンと直接通信して画像の転送・保存が可能
④ 付属のスタビライザー(ハンドル)を装着することで撮影時の手振れを軽減
⑤ バッテリーが3個付属しているため、長時間の撮影にも対応可能
最大の魅力は価格
このカメラの大きく特徴的なのは、やはり価格だと思います。
国内のブランドに限ると4Kのカメラでは、2万円は超えてしまいます。
CMOSセンサーやwifiでのデータの転送ができるのは、最近のビデオカメラでは標準装備の域です。
そうした機能を備えながら、この価格は安いなーと思います。
定点撮影のYou Tube向き
定点撮影のYou Tube向きだなーと思いました。その理由としては、
- 4Kだから拡大しても荒れにくい
- 手持ちは得意じゃなさそう…
の2つがあります。
4Kだから拡大しても荒れにくい
4Kとは、4000×2000ピクセル程度の解像度をもつ映像を指します。
仕様書を見ると、撮れる動画は、2880×2160(記録時)とあります。
つまり、完璧な4Kではないんですが、You Tubeなどの動画編集なら、大きく撮れて十分ではないでしょうか?
動画を編集していて、「ここをもっと大きく見せたい」と思った時、拡大すると映像が荒れちゃいますが、2880×2160あれば、大きく心配はないでしょう。
iPhoneは本物の4Kで、こちらのカメラは画質の性能は劣りますが、バッテリーの容量や撮影素材の管理を考えると、長時間撮影するにはこちらが有利でしょう。
料理やハンドメイドのハウツーなどのYou Tube動画の作成なら、こちらのカメラのほうが、長時間撮影することが想定されていますし、安定して撮れそうです。
手持ちは得意じゃなさそう…
手ブレ補正ように、専用のスタビライザー(持ち手)がついていますが、こうした製品はかなり練習が必要です…。
ドン・キホーテは「運動会などでもビデオカメラが活躍して」と言っているのですが、運動会・学芸会などは、遠く離れた人にズームをします。
そうすると、手ブレが大きく出やすいので、このタイプのスタビライザーでの撮影は、初心者には不向きかなぁ…と。
運動会や学芸会は、一発勝負。「すっごいブレちゃった!もう一回撮りたい!」というのはできません……。
カメラの距離が近くても撮影できるお子さんの成長記録ならいいと思いますが、運動会・学芸会など、長距離で、周囲が混雑して体が安定しにくいところの撮影には向かないと思います。
サブカメラならオススメかも?
本物の4Kではありませんが、You Tubeなどの動画の定点撮影に使う
メインのカメラのほかにサブカメラとして使うということなら、お買い得なカメラかもしれませんね。