面白い動画を作る 3つのコツ
こんにちは。青原さちです。
動画撮影するからには、やっぱり「面白い動画」にしたいですよね。
「面白い」というのは、興味深い内容だったり、笑える内容だったり…
ようするに「飽きない動画」です。
趣味でもビジネスでも「面白い動画」が作れるようになるコツをご紹介します。
面白い動画には「新しいモノ」があればいい
テレビ、You Tube…すべての面白い動画には「新しいモノ」が含まれています。
イメージしやすいのは、「新商品の開封動画」とかです。
新商品の家電製品のレビューは、その商品に興味がある人には、面白い動画になります。
でも、「新しいモノ」は、動画に出てくる物の新しさだけではないんです。
動画の内容を「新しいモノ」にする3つのポイントがあります
面白い動画の3つの要素
この3つを意識すると面白い動画に!
ポイントは、この3つです。
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これを意識すると面白い動画になるんです
「えっ」驚き
新商品は「驚き」が必ずありますよね。
ほかにも「何かに挑戦する動画」や「すごくきれいな景色」も驚きです。
「そんなことできるの!?」という驚き。
「わー、こんなところあるんだ!」という驚き。
お子さんが初めて歩いた動画でも、家族には「新しいモノ」です。
絶景じゃなくても、料理を一眼カメラできれいな動画を撮るだけでもいいんです。
見る人の日常では「見られないもの」であれば、「新しいモノ」です。
これがあれば、動画の満足度は、グッと高くなります。
こちらは、サンマを焼く動画です。 音が徹底してきれいに収録されています。
マンションや住宅街で暮らしていると、七輪でサンマを焼く機会がないので、見る人には「新しいモノ」になるんですね。
「へぇ~」 知らないこと
「新商品」は当然、知らないことですね。
こちらも「世紀の大発見!」である必要はありません。
たとえば、1万回再生されている「くら寿司のお皿の取り方と”入れ方”」という動画です。
くら寿司のカバーって、パッと見「どうやってとっていいかわからない」んです。
見た人は「へぇ~、こうやるんだ。知らなかった~」となります。
知らなければ「新しいモノ」になります。
パパ・ママが、自然にしている抱っこ。その子に合わせた工夫がありますよね。
「こんなことにこだわってる」そんな話が一言あれば、成長記録が面白く見えてきます。
小学校のとき「クラスメイトが知らないこと」を話す感覚と同じです。
「へぇ~」と思わせるポイントを作ると、動画への満足感があります。
「なるほど!」なっとく感
人には「知識欲」というものがあります。
この「知識欲」が刺激される動画は、面白くなります。
動画を見る人がもつ「どうして、こうなるの?」という疑問に、答えてあげる動画です。
「なるほど!」という感覚は、池上彰さんをイメージしていただくとわかりやすいです。
池上彰さんは、「なぜ、今、こんなことが起きているのか?」というのを、丁寧に話しますよね。
事実を知っていても、その背景や成り立ちは知らないことも多いです。
そうすると「新しいモノ」になっていくわけです。
また、「相槌を打つ」タイミングを作るのも上手です。
ゆっくりと話し、話を聞く人が「なるほど!」という「間」があります。
動画を見る人が、「解説」をもとに理解できると、満足感が出ます。
逆に、情報の詰め込みすぎは、見る側が覚えるのに手一杯になってしまいます…。
「なるほど!」とはなりにくいですよね…。
「面白い動画」の作り方は 変わらない
世界初のドキュメンタリーは「極北のナヌーク」と言われます。
1922年に公開されたもので、極寒の地に生きる狩人の暮らしを紹介する設定の映画です。
これも「驚き」「知らないこと」「なっとく感」でできあがっているんですよね。
この3つコツは、テレビ番組を作る先輩ディレクターから、教えてもらいました。
そして、You Tubeの世界でも、これは変わっていないんです。
「人が面白い」と思うものは、時代が変わっても、同じなんですね。
見る人にとって「新しいモノ」を
面白い動画に欠かせない「新しいモノ」。
これは、特別に手をかけて作ったり、我先に手に入れないといけないものではないんですね。
あなたの身近にあるものでも、3つのポイントをおさえるだけで、「新しいモノ」になり得るんです。
ぜひ、動画を撮るとき、3つのポイントが盛り込めるか、考えてみてくださいね!